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簡易エンジンベンチ

Engine Measurement System

エンジンの性能、耐久、排ガス等の評価を行うシステム

MCORは、長年にわたり自動車メーカーのエンジン制御・計測システムの開発・運用に携わり、エンジン試験環境についての理解を深めてきました。
MCOR製のエンジン制御・計測システム(簡易エンジンベンチ)は、台上に設置されたエンジンに動力計を組み合わせて、エンジンの性能、耐久、排ガス等の評価(試験)を行うためのシステムです。

簡易エンジンベンチの主な機能

機能 内容
エンジン制御機能 以下の4制御が可能。
  1. 動力計と連携したダイナモ制御
  2. スロットルアクチュエータを用いたエンジン制御(スロットル制御)
  3. ECU制御(ECU開発ツールを介した制御)
  4. ミッション制御(シフト、セレクト)、クラッチ制御
    (例)ダイナモ回転数 1500rpm 、スロットル開度50%、ECU制御(点火時期など)、M/T 3速
エンジン運転機能
  1. エンジン手動運転(試験者がエンコーダでエンジンを運転)
  2. エンジン自動運転(事前に作成した運転パターンに基づいた運転)
計測機能
  1. 手動計測(試験者が押しボタン操作による計測)
  2. 自動計測(事前に作成したパターンに基づいた計測)
各種計測器
連携機能
  1. 排ガス分析計(堀場製作所製)
  2. 燃費計(小野測器製 FM2500)
  3. 測温ユニット(データロガー GL840) 60点の温度データ計測
  4. スモークメータ(AVL415S)
解析機能
  1. グラフ出力機能
  2. 帳票出力機能
  3. CSVファイル出力機能

簡易エンジンベンチのシステム構成

エンジン手動運転のインターフェイス(操作部)として、エンコーダ式のコントローラとタッチパネルの操作画面を搭載したエンジン操作BOXを使用します。
ミッション機能がある場合は、ミッション切り替え等の機能が搭載されます。

簡易エンジンベンチ計測機能

項目 内容
計測スペック アナログ計測CH数 72CH
デジタル計測CH数 4CH
アナログ計測項目 温度、電圧、圧力
その他 各種計測器の制御・計測


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なお、本文中ではTM 、®マークは明記しておりません。

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